プログラマ ずんべ の日記

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2005/10/01

【技術開発】プロキシ・サーバと高機能アクセス解析CGI

このエピソードの続き。

 高機能アクセス解析CGI

高機能アクセス解析CGIをインストールして、アクセス状況を見ているのだが、ひとつ問題がある。

このブログを運営しているサーバは、WAN→LANへの内向きのプロキシ・サーバの配下にある。
こんな感じに。

-----

   インターネット
     |
     |(WAN)
  - - - - - - - - - - - - - -
     |(LAN)
     |
     ↓
   モデム/ルータ
     |
     ↓
   プロキシ・サーバ
     |
     +-----+-----+--- …
     ↓     ↓     ↓
    サーバ1  サーバ2  サーバ2  …

-----

普通、プロキシ・サーバは LAN → WAN で使用する事が多いが、この環境では、WAN → LAN で使用している。
理由は、ひとつの固定IPアドレス下で、同一のポートに対するアクセスをを、ドメイン別に振り分けて別々のサーバに接続したいためである。
たとえば、以下のふたつのURL。

 http://www.zunbe.com/ (ぼく、ずんべ
 http://blog.zunbe.com/プログラマ ずんべ の日記

nslookup などで確認すると、同じIPアドレスが返されるはずである。
しかしながら、LAN内に入るときにプロキシ・サーバによって、www.zunbe.com はサーバ1、blog.zunbe.com はサーバ2 というように振り分けられている。

問題は、プロキシ・サーバを経由した場合、目的のサーバにから見ると、接続元となるサーバがすべてプロキシ・サーバになってしまう事である。
アクセスログを解析しても、もちろん、接続元はプロキシ・サーバとしか表示されない。
これではちょっと困るので、設定を変更などを試してみる事にした。

プロキシ・サーバの設定情報を探ってみても、接続元アドレスをそのまま転送するオプションはない。当たり前か。
しかし、接続元IPアドレスを環境変数として出力できるオプションがあった。
さっそく試してみると、なるほど、環境変数が追加され、接続元のIPアドレスが見える。

高機能アクセス解析CGIは、環境変数 REMOTE_HOST や REMOTE_ADDR を参照して接続元を解析しているが、それを、追加された環境変数から取得するように修正。
解析結果を確認してみると、アクセス元情報が正しく解析されている。

めでたし、めでたし。



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投稿者 zunbe : 2005/10/01 02:17:57


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【プログラマ ずんべ の日記】 SSLプロキシ・サーバ
このエピソードの続き。  2005/10/01 プロキシ・サーバと高機能アクセス... SSLプロキシ・サーバ

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