2005/11/10
この文章は、医学的知識に基づいて書いているものではなく、あくまでも現在ずんべが持つ知識の範囲内で、主治医の先生や看護婦さんから聞いた話を、自分なりに解釈して書いたものであるので、読まれる方は、内容を鵜呑みにされなようにお願いします。
07:30、恒例の血糖値測定。
んー、下がらない。
インシュリンを何単位か打つ。
08:00、朝食。
パチリ。
2005/11/07 朝食
今日は朝から忙しい。
午前中のうちに、入院の予備検査(採血、心電図)と、眼科の検診を行い、午後からは外出して、いろいろ用事をこなさなければいけない。
とりあえず、眼科へ。
お決まりの視力検査、眼圧測定を行う。
眼底を検査するために、瞳孔を開く薬を点眼する。
これが効くのに30分くらいはかかるので、その間に採血と心電図に行く。
心電図はさくっと終了。
引き続き採血なのだが…。
担当に看護士さんが…はっきり言って、へたくそ…。
針を刺し、なかなか血が出てこないので、深く刺したり、浅く刺し直したり、針をぐりぐりと動かす。痛い。
結局血が採れず、一旦針を抜く。
もう一度トライ。
今度は痛いのを承知で、手首に針を刺したのだが…やっぱり血が出てこない。
深く刺したり、浅く刺し直したり、針をぐりぐりと動かす。痛い。
今度も血が採れず、針を抜く。
勘弁してください。(怒)
さすがに看護士さんは自分で採血するのを諦めて、ベテランの看護婦さんにタッチする。
ベテランの看護婦さんはさすがです。
一発で血を抜きました。
ふ~、救われた。
再度眼科へ行く。
瞳孔が開いているのを確認し、診察室へ入る。
先生が、目に光を当てながら、目の中を調べていく。
「真上見て~♪」「右上ぇ~♪」「右ぃ~♪」「右下ぁ~♪」「真下ぁ~♪」と軽快なテンポで目緒くを動かす指示がでるので、その指示に合わせて目を動かす。
「では、コンタクト入れますね」
ほえ? コンタクトとはなんぞや?
検査する目に、ガラスのレンズを直接接眼し、光を入れて調べる検査方法らしい。
まず、ずんべはコンタクトレンズを使った事がないので、「目にレンズを入れる」という行為自体が慣れていない。苦痛だ。
そして、どえらい眩しい。
接眼したレンズから直接光を入れて目の中を見ているので、どえらい眩しい。
これは苦痛だ。
思わず歯を食いしばり、「うぅっ!」と唸ってしまう。
看護婦さんは「力を抜いて」と言うが、抜けません!
と、まぁ、ここまでは、まだよかった。
この後、先生が「あれ?」と言う。
ぐりぐり眼底を見ている。
なかなか検査が終わらない。
いったいどうなってるんだ。
この後、ずんべを奈落の底に落とす発言が、眼科の先生から発せられる。
右の目に、網膜剥離があり、手術が必要です。
左の目には、ホールがあって、予防的処置が必要です。
右の目は、当院では処置できませんので、別の病院に転院する必要があります。
高血糖に関連する問題はないようです。
げげげ、高血糖とは関係ないところで故障が見つかった。
先生は、こうも言う。
現状、すぐに失明するというような危険な状態ではありませんが、手術、処置は早いほうがいいです。
可能なら、いますぐにでも手術するべきです。
マヂですか!
せっかく数日後には退院の予定だったのに。
すぐに戦線復帰する予定だったのに。
別の病院に転院して、眼科として再入院とは。
あんまりだ。
手術をすれば最低でも1週間、両目なら最低でも2週間は入院だろう。
ずんべの気は奈落に落ちた。
ここ数年で最高の落ち込みだ。
最悪である。
ずんべは、なんでもいい方にいい方に考える人間のつりだが、これはさすがにこたえた。
とりあえず、「考えさせてください」と先生に言って病室に戻ったものの…現実的な話としては、選択の余地はない。
転院して治療する以外に選択肢はない。
病室にいると、内科の主治医の先生が、眼科から連絡を受けてやってきた。
ずんべさん、どうしますか。
すぐにでも手術が必要ということであれば、明日にでも転院が必要ですが、内科と眼科を別々だと大変ですので、内科も含めて転院という形がいいと思うのですが、いかがでしょうか。
今日中に先方の内科の先生宛に手紙書いておきますから。
眼科の先生も病室にやってきた。
ずんべさん、どうしますか。
すぐにでも手術したほうがいいと思いますので、転院して処置したほうがいいと思いますが。
今日中に先方の眼科の先生宛に手紙書いておきますから。
網膜剥離の治療ができる病院はそう多くないらしいが、病院を挙げてもらうと、相方が通っている産婦人科の病院(国立の大きい総合病院に通っています)の名があったので、そこに転院する事にする。
落ち込む…。
投稿者 zunbe : 2005/11/10 11:09:58
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