2007/08/11
今日は、相方の実家に里帰り。
金曜日の夜から出発して一泊、土曜日は1日ゆっくりしてもう一泊、日曜日に帰ってくる計画で出発。
往復とも、帰省ラッシュ、Uターンラッシュを外しての移動なので、「ひかり」と「こだま」の自由席しか乗ることができないが、格安で販売されている「ひかり・こだま自由席用早特(はやとく)きっぷ」で移動する事にする。
ちなみに、名古屋→新大阪の運賃は、通常価格は5,670円、この「早特きっぷ」だと4,250円なので、約3割3分引き。かなり安い。
行きは、乗った新幹線が「こだま」という事もあって、自由席でも楽々で座る事ができた。
TOMOKIもごきげん。
ごきげん。(^^)
さてさて、今回は、帰省という目的の他に、もうひとつ目的があった。
それは、相方の父(ずんべの義父)のパソコンを修理する事。
年始にパソコンを動かした時に、既にパソコンの調子が悪く、かなり動作速度が遅かったのだが、先日、とうとう起動すらできなくなったとの事なので、パソコンの修理をトライしてみる事にした。
年始にパソコンを見たときは、起動時にボロボロとハードディスクのアクセスエラーが出ていたので、おそらく、ハードディスクの故障が悪化したのであろうと推測し、OSごとインストールし直すつもりでハードディスクも持って行って修理をトライしてみる事にする。
とりあえず、電源を入れてパソコンを起動してみる。
おっ、起動したゾ。
動作速度は少し緩慢な気がするが、一応起動はした。
なんだ大丈夫じゃん、これなら、ディスクのクリーンアップをして、デフラグすれば回復するかな、と思っていたら…突然フリーズした。
あらら。
マウスもキーボードも反応がない。
むむむ。
とりあえず、再起動してみる。
相変わらず速度は遅いものの、OSは起動した。
デフラグをかけようと思ったら…またフリーズした。
むぅ…。なんじゃらほい。
パソコンのケースを開け、ハードディスクを持って行ったものと交換してみる。
ハードディスクを交換中
CD-ROMドライブにWindowsのインストールCDを挿入し、パソコンを再起動。
むむむ、ブートしないぞ。
BIOSの設定でCDからブートしない設定になっているのか?
普通に家電メーカが販売しているパソコンだ。そんなはずはないと思うのだが、念のため、BIOSの設定を確認してみる事にする。
パソコンを再起動し、BIOSのセットアップ画面を表示する。
ちゃんとCD-ROMが最優先のブート・ドライブになっているな。
問題ない。
IDEケーブルの挿し込みが悪かったか?
一旦パソコンの電源を切り、CD-ROMのコネクタを繋ぎ直してみる。
パソコンを再起動してみる。
やっぱりブートできない。
う~ん?
再びBIOSの設定を見直そうと、BIOSの設定画面を表示させてみる。
画面を参照していると…パソコンが突然フリーズした。
ほえ?
BIOS画面の表示でパソコンがフリーズしてしまうって事は、原因はハードディスクではないって事か?
どうも原因は他にあるようだ。
仕方がない、ひとつずつ繋がっているハードウェアを取り外しながら探索してみるか。
まず、プリンタ、スキャナを取り外して再起動してみる。
起動しない…。
マウスを取り外して再起動してみる。
起動しない…。
LANカードを取り外して再起動してみる。
起動しない…。
キーボードも取り外して再起動してみる。
起動しない…。
メモリを取り外してみる。
ピーピーというビープ音が鳴って、起動してこない。
まぁ、これは当然だろうな。
取り外したメモリを取り付けようとしたとき、横のCPUのあたりでカランという音がした。
何だ? 何かが外れた音がしたぞ。
この金具がどこかから外れた。
外れた金具
何だこの金具は?
うん? CPUの冷却ファンを押さえつけている金具じゃないか?
CPUの冷却ファンに触れてみると、カタカタ動く。
あっ! これだっ!
フリーズの原因はCPUの熱暴走だ!
金具が外れて半浮き状態の冷却ファン
冷却ファンは、2個の金具で固定されていたようだが、一方の金具が外れてしまい、片側だけで押さえつけた結果、冷却ファンがCPUから浮いてしまい、CPUを冷却できなくて、熱暴走に陥ったようだ。
そうだとすると、作業を始めたときはOSが起動したものの、時間の経過とともにCPUが熱くなり、最後にはBOISの画面でもフリーズするようになったという事で、合点がいく。
とりあえず、もう一方の金具も取り外し、手で冷却ファンをCPUに押し付けて密着させる。
CPUと冷却ファンの間には、熱伝導用のグリスが塗ってあるので、とりあえず、手で押さえるだけで密着させられる。
パソコンの電源を入れてみる。
おぉっ! 起動した!
さて、フリーズする原因はわかったが、どうやって修理するか。
金具を固定するためのパーツが割れてしまっていて、取り付けることができないので、冷却ファンを押さえつけることができない。
う~ん…と悩んだのだが、冷却ファンを瞬間接着剤で固定してしまう事にした。
もちろん、後でCPU近辺を修理する必要が生じたときは、なんともならなくなるが、まぁ、一般利用では、そもそもケースを開けることもないくらいのものであるから、問題ないであろうと割り切って、接着してしまう事にした。
近所の100円ショップで瞬間接着剤を購入してきて、冷却ファンを接着する。
ちゃんと接着されたか、パソコンを動かして熱を持ったら接着が剥がれてしまわないか不安はあるが、まぁ、とりあえずは、これでヨシ。
いっしょに手伝ってくれたTOMOKIも得意げ。
おじいちゃん、パソコン直ったよ
ただ、既に熱暴走で何度かフリーズしている状況なので、CPU自体がだいぶ弱っているようだ。
ディスクのクリーンアップをしても、デフラグをかけても、思ったほど動作速度は改善されなかった。
これ以上の回復は、CPUを交換するしかないようだ。
まぁ、とりあえず、パソコンがフリーズすることはなくなったので、ヨシとしていただいた。
もう少し快適な環境にできないか、考えてみよう。
投稿者 zunbe : 2007/08/11 04:00:00
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なるほど、ありがちといえばありがちなトラブルですね。
写真拝見するに、Socket478っぽいのでパーツ取替えで修理は可能かなと思います。パーツ屋さんで普通に扱ってます。通販もあるかと。
Socket478リテンション
http://www.ainex.jp/products/bm-478p.htm
といっても次回訪問はかなり先かと思いますので、まぁ応急処置でもCPUが冷えてれば問題ないかと(^^;
投稿者 NOBU! : 2007/08/13 10:52:14
●NOBU!さん
はい、Socket478だと思います。
# あの写真だけでわかるんスか。
# すごいですな。
マシンは NEC VALUESTAR VL100/5D です。
> Socket478リテンション
おぉ、これです、これです。
数百円で売っているものなんですね。
次に行ったときに、この部品を買って持っていこうと思います。
情報ありがとうございます。m(__)m
投稿者 ずんべ : 2007/08/13 11:27:37
ああいうタイプの留め金で、写真で割れたところが見えていて、それが今まで触ってきたいくつかのCPUクーラーで同様の固定方法のものに思い当たったので、おそらく478だろうと。(^^;
機種のリンク先からCeleron1.8GHzということは478でBINGO!の模様ですね。良かった良かった。
リテンションは、壊れたマザーから貰うという手段もあります。簡単に外せますから。(笑
投稿者 NOBU! : 2007/08/14 16:17:45
●NOBU!さん
> おそらく478だろうと。(^^;
スバラシイ。
すごいですなぁ。
> 壊れたマザーから貰うという手段もあります。
なるほど、大須あたりのジャンクショップを探したら見つかるかもしれませんね。
ありがとうございます。m(__)m
投稿者 ずんべ : 2007/08/15 00:35:50
早特きっぷ?
コレめっちゃ安くなるんですね!!^^
こんなのあるの知らなかったーーー☆
ずんべさんの相方さんは、大阪の方なんですね☆
大阪のどの辺りなんですか??^^
(差し支えなければでいいのでよかったら教えてください~)
ちなみに、私は東大阪市民です♪
投稿者 tomomi : 2007/08/16 16:17:50
●tomomiさん
早特きっぷは、ずんべも今回初めて知ったのですが、安くていい感じですね。
また機会があったら使ってみようと思います。
相方の出身地は神戸です。
ですが、本籍は愛知県にあるようで、人種としては、「怪しい関西ベンを操る愛知県人」なのです。
投稿者 ずんべ : 2007/08/16 16:51:35
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