2005/11/09
この文章は、医学的知識に基づいて書いているものではなく、あくまでも現在ずんべが持つ知識の範囲内で、主治医の先生や看護婦さんから聞いた話を、自分なりに解釈して書いたものであるので、読まれる方は、内容を鵜呑みにされなようにお願いします。
今日はよく寝た。
途中、小便と、点滴キットのピーピーで何回か目を覚ましたが、いわゆる爆睡である。
朝まで8時間、ぐっすり寝た。
この病院では、朝6:00に検温がある。
ベッドに備え付けてある器具で、脈拍と体温を測る。
検温の時間になると、器具が「ピー」と鳴るが、結構音が大きい。
目覚ましも兼ねているのかもしれない。
7:30、恒例の血糖値測定。
高い値で安定していて、なかなか値が下がっていかない。
これまで、インシュリンは点滴から入れていたが、今回からは、血糖値を測定した上で、その測定値に応じた単位のインシュリンを皮下注射するらしい。
ちなみに、血糖値の測定は、結構痛い。
ペンの様な器具の先に針をセットし、パチンと飛び出すようになっている。
その器具で指先に小さな穴を開けて染み出た血を測定器に染み込ませると、数秒で血糖値が表示される。
もちろん、指先に穴を開けるのだから、痛い。チクリとする。どうしても、パチンとやる瞬間は身構えてしまう。
その上で、注射をするので、イヤイヤな感じではあるが、インシュリンを注射する注射器の針は細く、痛い注射ではない。しかし、痛くないとはいえ、チクリとはするので、うれしいものではない。
でも、がんばります。
今日の朝食には、牛乳があった。
牛乳とかヨーグルトとか、そのたぐいのものを食べても大丈夫なんだろうか。
先生に聞いてみると、食事には何を食べてもよく、要するに血糖値がコントロールできればいいので、バランスのよい食事ならいいのだそうな。
なるほど、そうだよな。
先生と話してみると、今日から、同じ階に限って、移動してもいいと許可が出た。やったー!
実際問題としては、別の階に移動しても心配はないという話ではあったのだが、体に付けてある心電図キットの電波が届かなくなるのでダメという事らしい。
よし、先は明るいぞ。
さっそく出歩いてみよう。
点滴キットの電源ケーブルを抜く。
点滴キットにはバッテリーが内蔵されているので、電源がなくてもポンプが動く。
あまり長くはバッテリーがもたないようだが、病院内を歩き回るには十分だ。
とりあえず、トイレに行ってみよう。
点滴キットをコロコロと引っ張ってトイレに行こうとすると、看護婦さんに呼び止められた。
「トイレにいきます? じゃぁ、蓄尿のやりかた教えますね。」
糖尿では、1日の尿を蓄えて検査する、蓄尿という事をするらしい。
この病院では、尿を蓄えるための機械があり、患者が自分で操作して、尿を採取していく。
簡単な操作なので迷うことはないが、もちろん、普段からやり慣れていない(当たり前か)事なので、戸惑う。
そうこうしているうちに、相方が来たのだが、ずんべが出歩いていてベッドにいなかったので、また何かあったのかと驚いて、ナースセンターで問い合わせをしていた。
そこに、ずんべが現れて、「よぉ!」とか言ったら、「どこ行ったのかと思ったよ!」と怒られてしまった。ごめんなさい。
相方がパソコンなどを持ってきてくれた。
重かったと思う。申し訳ない。m(__)m
とりあえず、手元にパソコン、PHSカード、携帯電話、デジカメが揃った。
PHSが使える場所に移動できれば、外部との連絡が取れる。
投稿者 zunbe : 2005/11/09 11:35:32
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