2007/05/03
家電リサイクル法に違反の疑いで、ゲオ子会社が調査を受けたという記事が新聞に掲載された。
2007/04/30 読売新聞
正直言って、何を今更…という気がしないでもない。
実は、2年前に引っ越しをしたとき、リサイクル料金を支払って家電製品を引き取ってもらったのだが、「回収した家電製品がリサイクルされていない」という疑惑は残っていた。
以下、ずんべが、自分の mixi 記事に掲載したコメントを引用。
■2005/05/10 【mixi:粗大ごみを処分】(要ログイン)
ここからは推測ですが…。
おそらく、リサイクルショップでも、処分費用を取って引き取りつつ、転売できるものは処分せずに転売しているのではないかと思います。売れるものを処分してしまう理由はありませんからね。
ただ、引き取るときに、リサイクル法を盾にして、処分費用を請求しているというのが、現実ではないかと思います。
売れるものでなければ処分費用が儲け、売れるものであれば処分費用+販売価格が儲け(この場合、リサイクルショップは丸儲け、新品の洗濯機を売るより、はるかに儲かる)、という事ですね。
今回お願いするリサイクルショップが最終的に提示してきた処分費用は、洗濯機が3700円でした。
この金額は、市の家電リサイクルセンターにお願いして処分してもらう金額4935円(=公に定められている処分費用+運賃)を大きく下回っていますので、実際に処分したら、リサイクルショップは赤字になると思うのです。
おそらく、3700円という金額設定は、処分しなければならない場合と、転売できる場合のバランスで利益が出せるラインで、かつ、他の業者から文句が出ない金額として設定されているのではないかと推測しています。
あくまでも推測ですけど。
悪い方に悪い方に解釈してしまいましたが、実際のところは、どうなんでしょうね?
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業者は、自身で販売するだけでなく、最近では中国などに向けてスクラップとして転売している業者もいると聞く。
自身で販売するにしても、中国などにスクラップとして販売するにしても、徴収したリサイクル料金が丸儲けになっている事に変りは無い。
すべての業者がそうであるとは思わないけれど、一向に向上する兆しが見えないリサイクル率から考えて、少なくない数の業者が、問題のある回収をしている様に思えてならない。
早急に法制度の見直しをしてほしいと思う。
投稿者 zunbe : 2007/05/03 13:00:00
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