zunbe |
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この文章は、医学的知識に基づいて書いているものではなく、あくまでも現在ずんべが持つ知識の範囲内で、主治医の先生や看護婦さんから聞いた話を、自分なりに解釈して書いたものであるので、読まれる方は、内容を鵜呑みにされなようにお願いします。
11:30、恒例の血糖値測定。
値に変化はない。
インシュリンを何単位か打つ。
12:00、昼食。
パチリ。
12:30、入院したことを実家に連絡していなかったので、電話してみる。
留守だった。
とりあえず、「ずんべです。また電話します。」と留守電に入れて電話を切る。
13:00、ナースセンターに行き、外出許可をもらう。
とりあえず、眼鏡屋へ。
実は、入院する直前に、眼鏡が壊れていた。
眼鏡のツルの根元の部分が折れてしまい、緩んで顔に固定できない状態になっていた。
本当は、週末に修理に行く予定だったのだが、入院騒ぎで行けずにいた。
そのままでも見えないことはないが、非常にうっとうしいので、修理に行くことにする。
幸い、今かけている眼鏡を作った眼鏡屋は、病院から歩いてすぐのところにあるので、すぐ行ける。
しかし、先の通り、明日にも転院が決定したので、部品の取り寄せに時間がかかるようなら、修理したくない。
とりあえず、行ってみる。
店員さんに、以前にここで作った眼鏡であることを伝えて、カルテを出してもらう。
とりあえず、この場で修理できるかどうか聞いたところ、できないとの回答。
新しいフレームを購入すると、レンズをそのフレームに合わせて加工する必要が生じるため、今のフレームでないと困る。
担当の店員さんに、なんとか今日中に修理したいと伝えたところ、フレームの在庫を探してくれた。
他の店舗にも在庫はなかったが、メーカーの工場にフレームの在庫があるらしい。
と、言うことは取り寄せになるのかと思ったら、工場までフレームを取りに行ってくれると言う。
16:30までにはフレームが届くと思うので、それ以降に来ていただければ、10分程度でレンズの付け替えができる、との事。
修理部品を取り寄せて修理すれば安上がりなのはわかっているが、時間がないので、フレームを購入してレンズを付け替えることにする。
フレームの取り寄せをお願いして、店を出た。
次は会社に行く。
溜まっているメールを受信し、関連会社に電話をかけ、状況を報告する。
税理士さんに電話して、11月末に納付が必要な予定納税の件などを確認する。
とりあえず、当面の作業をする。
実家の姉から電話がかかってくる。
「入院したって?」
まだ実家には入院したことを伝えていなかったので、何で知っているのかと聞くと、相方に電話して聞いたという。
何で相方に電話したのか聞くと、実家に留守電が入っていたので、もしやと思って電話をしたという。
うちの姉はいらんところで勘がするどい。
とりあえず、命に関わる状況ではない事、網膜剥離の事を伝えておく。
そうだ、網膜剥離の事、転院が必要なことをまだ伝えていない。
気が重いが、相方に電話して伝える。
相方も驚いていた。
そりゃ、そうだよな。
16:30、眼鏡屋に戻り、新しいフレームにレンズを付け替える。
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投稿者 zunbe : 2005/11/10 11:13:39 | コメント (0) | トラックバック (0)
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この文章は、医学的知識に基づいて書いているものではなく、あくまでも現在ずんべが持つ知識の範囲内で、主治医の先生や看護婦さんから聞いた話を、自分なりに解釈して書いたものであるので、読まれる方は、内容を鵜呑みにされなようにお願いします。
07:30、恒例の血糖値測定。
んー、下がらない。
インシュリンを何単位か打つ。
08:00、朝食。
パチリ。
今日は朝から忙しい。
午前中のうちに、入院の予備検査(採血、心電図)と、眼科の検診を行い、午後からは外出して、いろいろ用事をこなさなければいけない。
とりあえず、眼科へ。
お決まりの視力検査、眼圧測定を行う。
眼底を検査するために、瞳孔を開く薬を点眼する。
これが効くのに30分くらいはかかるので、その間に採血と心電図に行く。
心電図はさくっと終了。
引き続き採血なのだが…。
担当に看護士さんが…はっきり言って、へたくそ…。
針を刺し、なかなか血が出てこないので、深く刺したり、浅く刺し直したり、針をぐりぐりと動かす。痛い。
結局血が採れず、一旦針を抜く。
もう一度トライ。
今度は痛いのを承知で、手首に針を刺したのだが…やっぱり血が出てこない。
深く刺したり、浅く刺し直したり、針をぐりぐりと動かす。痛い。
今度も血が採れず、針を抜く。
勘弁してください。(怒)
さすがに看護士さんは自分で採血するのを諦めて、ベテランの看護婦さんにタッチする。
ベテランの看護婦さんはさすがです。
一発で血を抜きました。
ふ~、救われた。
再度眼科へ行く。
瞳孔が開いているのを確認し、診察室へ入る。
先生が、目に光を当てながら、目の中を調べていく。
「真上見て~♪」「右上ぇ~♪」「右ぃ~♪」「右下ぁ~♪」「真下ぁ~♪」と軽快なテンポで目緒くを動かす指示がでるので、その指示に合わせて目を動かす。
「では、コンタクト入れますね」
ほえ? コンタクトとはなんぞや?
検査する目に、ガラスのレンズを直接接眼し、光を入れて調べる検査方法らしい。
まず、ずんべはコンタクトレンズを使った事がないので、「目にレンズを入れる」という行為自体が慣れていない。苦痛だ。
そして、どえらい眩しい。
接眼したレンズから直接光を入れて目の中を見ているので、どえらい眩しい。
これは苦痛だ。
思わず歯を食いしばり、「うぅっ!」と唸ってしまう。
看護婦さんは「力を抜いて」と言うが、抜けません!
と、まぁ、ここまでは、まだよかった。
この後、先生が「あれ?」と言う。
ぐりぐり眼底を見ている。
なかなか検査が終わらない。
いったいどうなってるんだ。
この後、ずんべを奈落の底に落とす発言が、眼科の先生から発せられる。
右の目に、網膜剥離があり、手術が必要です。
左の目には、ホールがあって、予防的処置が必要です。
右の目は、当院では処置できませんので、別の病院に転院する必要があります。
高血糖に関連する問題はないようです。
げげげ、高血糖とは関係ないところで故障が見つかった。
先生は、こうも言う。
現状、すぐに失明するというような危険な状態ではありませんが、手術、処置は早いほうがいいです。
可能なら、いますぐにでも手術するべきです。
マヂですか!
せっかく数日後には退院の予定だったのに。
すぐに戦線復帰する予定だったのに。
別の病院に転院して、眼科として再入院とは。
あんまりだ。
手術をすれば最低でも1週間、両目なら最低でも2週間は入院だろう。
ずんべの気は奈落に落ちた。
ここ数年で最高の落ち込みだ。
最悪である。
ずんべは、なんでもいい方にいい方に考える人間のつりだが、これはさすがにこたえた。
とりあえず、「考えさせてください」と先生に言って病室に戻ったものの…現実的な話としては、選択の余地はない。
転院して治療する以外に選択肢はない。
病室にいると、内科の主治医の先生が、眼科から連絡を受けてやってきた。
ずんべさん、どうしますか。
すぐにでも手術が必要ということであれば、明日にでも転院が必要ですが、内科と眼科を別々だと大変ですので、内科も含めて転院という形がいいと思うのですが、いかがでしょうか。
今日中に先方の内科の先生宛に手紙書いておきますから。
眼科の先生も病室にやってきた。
ずんべさん、どうしますか。
すぐにでも手術したほうがいいと思いますので、転院して処置したほうがいいと思いますが。
今日中に先方の眼科の先生宛に手紙書いておきますから。
網膜剥離の治療ができる病院はそう多くないらしいが、病院を挙げてもらうと、相方が通っている産婦人科の病院(国立の大きい総合病院に通っています)の名があったので、そこに転院する事にする。
落ち込む…。
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投稿者 zunbe : 2005/11/10 11:09:58 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005/11/09
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17:30、恒例の血糖値測定。
なかなか下がらない。
インシュリンを何単位か打つ。
夕食だ。
パチリ。
20:00、パソコンを起動。
当面の急を要する連絡先にメールを入れる。
このブログのネタを書き始めた。
このネタを公開できるのはいつの事やら。
22:00、消灯。
…なのだが、寝ている間に何度か看護婦さんが見に来る。
どうも、心電図キットからの電波がうまくナースセンターで受信できていないらしく、「呼吸停止」のサインが出ているらしい。
その度に看護婦さんが来て、調整していく。申し訳ない。
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投稿者 zunbe : 2005/11/09 11:42:24 | コメント (0) | トラックバック (0)
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この文章は、医学的知識に基づいて書いているものではなく、あくまでも現在ずんべが持つ知識の範囲内で、主治医の先生や看護婦さんから聞いた話を、自分なりに解釈して書いたものであるので、読まれる方は、内容を鵜呑みにされなようにお願いします。
11:30、恒例の血糖値測定。
なかなか下がらない。
インシュリンを何単位か打つ。
昼食だ。
病院食はまずくないので、結構楽しみしている。
今日からデジカメが手元にあるので、昼食をパチリ。
午後は、相方と話をしたりして、のんびり過ごした。
看護婦さんに、明日の予定を聞く。
既に入院しているが、緊急入院なので、念のため、入院の予備検査をして欲しいとの事。
呼び検査と言っても、そんな仰々しいものではなく、採血、心電図。
あと、糖尿は目に異常が出る事が多いので、眼科の検診も受けて欲しいとの事。
まぁ、検査は午前中で全部終わるでしょう(が、この眼科の検診が、実は後でえらい事になってしまうのであるが…)。
心電図キット、点滴も明日には取れるとの事。うれしい。
月曜日から、昼間に外出の許可が出た。実にうれしい。
先は明るいぞ。
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投稿者 zunbe : 2005/11/09 11:39:28 | コメント (0) | トラックバック (1)
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この文章は、医学的知識に基づいて書いているものではなく、あくまでも現在ずんべが持つ知識の範囲内で、主治医の先生や看護婦さんから聞いた話を、自分なりに解釈して書いたものであるので、読まれる方は、内容を鵜呑みにされなようにお願いします。
今日はよく寝た。
途中、小便と、点滴キットのピーピーで何回か目を覚ましたが、いわゆる爆睡である。
朝まで8時間、ぐっすり寝た。
この病院では、朝6:00に検温がある。
ベッドに備え付けてある器具で、脈拍と体温を測る。
検温の時間になると、器具が「ピー」と鳴るが、結構音が大きい。
目覚ましも兼ねているのかもしれない。
7:30、恒例の血糖値測定。
高い値で安定していて、なかなか値が下がっていかない。
これまで、インシュリンは点滴から入れていたが、今回からは、血糖値を測定した上で、その測定値に応じた単位のインシュリンを皮下注射するらしい。
ちなみに、血糖値の測定は、結構痛い。
ペンの様な器具の先に針をセットし、パチンと飛び出すようになっている。
その器具で指先に小さな穴を開けて染み出た血を測定器に染み込ませると、数秒で血糖値が表示される。
もちろん、指先に穴を開けるのだから、痛い。チクリとする。どうしても、パチンとやる瞬間は身構えてしまう。
その上で、注射をするので、イヤイヤな感じではあるが、インシュリンを注射する注射器の針は細く、痛い注射ではない。しかし、痛くないとはいえ、チクリとはするので、うれしいものではない。
でも、がんばります。
今日の朝食には、牛乳があった。
牛乳とかヨーグルトとか、そのたぐいのものを食べても大丈夫なんだろうか。
先生に聞いてみると、食事には何を食べてもよく、要するに血糖値がコントロールできればいいので、バランスのよい食事ならいいのだそうな。
なるほど、そうだよな。
先生と話してみると、今日から、同じ階に限って、移動してもいいと許可が出た。やったー!
実際問題としては、別の階に移動しても心配はないという話ではあったのだが、体に付けてある心電図キットの電波が届かなくなるのでダメという事らしい。
よし、先は明るいぞ。
さっそく出歩いてみよう。
点滴キットの電源ケーブルを抜く。
点滴キットにはバッテリーが内蔵されているので、電源がなくてもポンプが動く。
あまり長くはバッテリーがもたないようだが、病院内を歩き回るには十分だ。
とりあえず、トイレに行ってみよう。
点滴キットをコロコロと引っ張ってトイレに行こうとすると、看護婦さんに呼び止められた。
「トイレにいきます? じゃぁ、蓄尿のやりかた教えますね。」
糖尿では、1日の尿を蓄えて検査する、蓄尿という事をするらしい。
この病院では、尿を蓄えるための機械があり、患者が自分で操作して、尿を採取していく。
簡単な操作なので迷うことはないが、もちろん、普段からやり慣れていない(当たり前か)事なので、戸惑う。
そうこうしているうちに、相方が来たのだが、ずんべが出歩いていてベッドにいなかったので、また何かあったのかと驚いて、ナースセンターで問い合わせをしていた。
そこに、ずんべが現れて、「よぉ!」とか言ったら、「どこ行ったのかと思ったよ!」と怒られてしまった。ごめんなさい。
相方がパソコンなどを持ってきてくれた。
重かったと思う。申し訳ない。m(__)m
とりあえず、手元にパソコン、PHSカード、携帯電話、デジカメが揃った。
PHSが使える場所に移動できれば、外部との連絡が取れる。
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投稿者 zunbe : 2005/11/09 11:35:32 | コメント (0) | トラックバック (0)
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